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ミツオ君物語 その

 彼の趣味三番手はカラオケだった。
僕はカラオケにはトンと興味がなく、素人の下手な歌聞いてお義理の拍手するなんざあ どこが面白いのか不思議でならなかった。
根は音楽に対しての劣等感にあった、ピアノ ヴァイオリン ピアノ ハーモニカどれをとってもダメ、姉も妹も音大を出ているというのにである。  
そのイメージが変わったのは 中高の同級生、弓削に銀座のクラブに誘われてからである、彼は建材会社の営業部長になって交際費が使えるようになって、自慢をしたくてなのか僕を良く銀座に誘った。
数寄屋橋の近くの小さなビル 二階小さなBAR12坪程のフロアーに6組の応接セット ホステスが6人、店の制服を着ていた。
客は3組10人ほど、 我々がブランデーを飲み始めた頃 何やら伴奏曲が流れ始め 客の1人にマイクが渡された するとホステスが全員立ち上がったのだ。

”曇りガラスを手でふいいて ハイハイーパンパン”と合いの手と手拍子
”あなあた〜明日がみ〜えまあすうかあ アソーレ  パンパン”
”愛しいても愛してもあ あ あ人の妻 ドシタイ ドシタイ パンパン”
とくる迫力と調子のよさに面白さが加わって 客は全員が笑いっぱなし カラオケってこんな楽しみ方もあるのか、全く驚きのひと時としか言いようがなかった。

 そして次にカラオケに魅了されたのがなんとアトランタだった。

                                  続く

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  • 2018.12.05 Wednesday
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